赤ちゃんはなぜ「こぶししゃぶり」をするの?

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うちの赤ちゃんは今日でちょうど生後2か月になりますが、最近は元気にこぶしをしゃぶって、自分の手をよだれまみれにしています。(笑)

 

 

こぶししゃぶりをするのは、お腹が空いていておっぱいを探しているときにすることだと思っていましたが、そういう理由だけではないようです。

 

 

こぶししゃぶりとは?

こぶししゃぶりとは、赤ちゃんが手をげんこつの形にして、口の中に入れたり、ペロペロと舐めたりすることです。赤ちゃんの中には、げんこつを丸ごと口の中に入れようとしたり、パーの形で指先を口の中に入れることもあります。

 

 

なぜ赤ちゃんはこぶししゃぶりをするのか?

見ていて愛らしい姿をするこぶししゃぶりですが、ではなぜ赤ちゃんはこぶししゃぶりをするのでしょうか?

 

吸啜(きゅうてつ)反射の影響

吸啜反射は原始反射・哺乳反射とも呼ばれるもので、赤ちゃんが産まれながらに本能的に身につけている能力です。おっぱいを飲むため、つまり栄養摂取のために備えられた本能なのです。

こぶししゃぶりは吸啜反射によって行われる仕草で、手をバタバタさせているうちに口に当たった時に吸啜反射によりこぶしをしゃぶるようになります。

 

自分の手だと確認している

赤ちゃんは視力が向上してきて、自分で手足を動かせるようになると自分の手であることを認識するために自分の意思でこぶししゃぶりを行います。

また、ハンドリガードという、自分の手をじっと眺める行為を行うことがありますが、これも自分の手足を認識する行為だと言われています。

 

初めての遊びを楽しんでいる

こぶししゃぶりは赤ちゃんが最初に覚える楽しい遊びです。(最初に覚える遊びの関連記事はこちら

最初は「これはなんだろう?」という気持ちでこぶしをしゃぶっていますが、慣れてくると楽しくなり色々なしゃぶり方を覚えて遊ぶようになります。遊びとしてのこぶししゃぶりは一過性のもので、新しい動きを覚えて興味が移ると、気づかないうちにこぶしをしゃぶらなくなってきます。

 

リラックスをしている

こぶししゃぶりは授乳の時に近い感覚があり、赤ちゃんを落ち着ける役割もあります。赤ちゃんは自分と他人が別々な存在であることをはっきり認識できていませんので、少し離れただけでも不安を感じてしまいリラックスをするためにこぶしをしゃぶり、気持ちを落ち着けようとしているのです。

 

食べる練習をしているという説も

食べることは人間の本能ですので、口に食べ物を入れた時に吐かないようにするため、こぶしを食べ物に置き換えて練習をしているという説もあります。

 

補足:しゃぶっているこぶしが利き手になる?
赤ちゃんが左手のこぶしばかりしゃぶっていると「左利きになるのかな?」と思う方もいるようですが、こぶししゃぶりをする手と利き手になる手は関係がありません。ちなみに利き手は3~4歳頃に決まってくるそうです。

 

 

まとめ

こぶししゃぶりをする赤ちゃんは「精神的に不安」「愛情不足によるもの」などと思われる方もいるようですが、実際は全く関係がありません。

こぶしをしゃぶっているときはとてもかわいい姿が見れて嬉しいですが、汚い手をしゃぶらせないように、またしゃぶりすぎで顔がかぶれたりしないように注意して見守ってあげましょう。

 

 

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